2020年8月 7日 (金)

特注の部屋(74)パッシブEQ メイクアップゲイン付と、ラインアンプ改造

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新製品

アナログ式のパッシブEQ(MONO)にメイクアップゲインをプラス。

アンプ部はオリジナルディスクリート・オペアンプ、1960ゲインブロックを使用したディスクリート構成。

レコーディング・ミックス・マスタリング・オーディオ再生に。

感覚的、音楽的に音場や音質をコントロール出来ます。

詳しくは、お問い合せ下さい。

◆11年、お使い頂いているディスクリート2chラインアンプを2way仕様へ改造。

1960FとBの2タイプのサウンドキャラクタを使い分け出来ます。

1つの筐体に2個のラインアンプが入っているわけです。

お問い合せ下さい。


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2019年5月 5日 (日)

光学式コンプ+ラインアンプのメンテ

8年前に製作したディスクリート・光学式コンプ+可変ゲイン・ラインアンのメンテ。
ご依頼主はベーシスト。コンプのゲインブロックをC⇒Dタイプへ変更。別注のパッシブEQ(ステレオ仕様)のロータリー。
同一筐体にコンプとラインアンプを収めてあるがI/Oは独立しているので、
パッチコードで順番など組合せて使える。
音響工房アナログ式

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2018年9月17日 (月)

コンプ改造とラインアンプ製作

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9.21の本番に向け急遽改造を依頼されたメカニカルリンク式のOPTLIM光学式コンプ(新回路とPOTが2個追加になります。ゲインブロックF)

 

製作中の2wayラインアンプ+パッシブEQ。(ゲインブロックR&D、オールブラック筐体)

 

◆特注の部屋(69)のメカニカルリンク式コンプは、コンプ回路と差動出力回路の間に、
+8dB可変ゲインアンプ(出力調整付き)を追加改造した。

 

ユーザー様はDJ及びDAWでの録音に使用されています。
今回の改造によりメイクアップゲイン調整が可能になる訳です。
ゲインブロックはコンプ回路と同じく1960-Fを搭載。

 

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2017年12月10日 (日)

◆プラグ/ジャック/コネクタのメンテについて(磨き方)◆

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◆RCAピンコネクタ、TS/TRSフォンコネクタ、キャノンコネクタ/レセプタクル、タジミ、バナナ、110/239、アンフェノールのマルチコネクタ、ボード接点、リレー、ロータリSW等の接点は、定期的(特にRCA、フォン、パッチコードは2週間に一度程度)にメンテする必要があり、これを怠ると、「バチ、ザザー、ブーン、」といったノイズが発生します。

 

 

「アナログ式」の製品をお使い頂いている方の多くはRCAやフォンコネクタになりますが、

 

製品が届き、音を出された時にこういったノイズが出て、製品の不具合とのことでメールが、

 

来たことが何件かあります。

 

 

 

「アナログ式」では製品完成後と発送前にテストを行いますが、コネクタの不具合、

 

ハンダ個所もチェックし、以下の方法でプラグ/ジャックをメンテしています。

 

メンテ後、日が浅くてもテスト時には再度メンテしています。

 

 

 

コネクタのメンテの必要性についてお伝えすると、皆さん、「あー、そうだったのか!」と、

 

なり、一件落着となります。

 

 

 

 

というわけで、今回は70年代からプロのレコーディングスタジオ等で行われてきた、

 

メンテのやり方を伝授致します。

 

 

 

 

◆用意するものは、金属磨き「ピカール」 無水アルコール、CAIG「D5」赤ラベルスプレー缶、

 

ウエス(ぼろ布)、綿棒。

 

 

◆やりかた

 

①ピカールを付けたウエスや綿棒でプラグとジャックの接点を強めにこすり、

 

汚れや酸化被膜を落す。(これをやると、ウエスや綿棒が黒くなるので、こんなに酸化し汚れてたのかと気付く訳です)

 

 

②アルコールでたっぷり湿したウエスや綿棒でピカールの残りをきれいにふき取る。

 

 

③仕上げはD5を吹き付けたウエスと綿棒で接点を拭いて終了。

 

(D5は80年代には1本6千円でしたが、現在は安くなっています)

 

●接点復活材については、D5ではなくご自分で良いと思われるもので結構です。

 

 

 

 

 

●RCAジャックHOT側やキャノンメス側は綿棒も入らないので、D5をごく少量吹き込みプラグを何回か抜き差しする。手間を掛ける場合は、穴に入る細いスティックに薄手のウエスを被せて行う。

 

「初めのうちは面倒でも、そのうちやらずには居られなくなり、磨くのが楽しくさえなりますので、ご安心下さい。」

 

 

 

 

スタジオではパッチコードを含め何百本のコード類、パッチベイや卓、テレコ、周辺機器のコネクタやスイッチ等をメンテするのですが、2週間に一度やるのはコード類で、大物については、

 

年2回位の「大メンテ大会」の時にやっていました。

 

ピカール掛かり、アルコール担当、仕上げと、手分けしてバーッと済ませます。

 

私はアルコール担当が好きでしたね(種類の違うアルコールですが。。)

 

勿論、接点だけではなく他の個所についてもメンテは行います。

 

 

 

 

今回ご紹介したプラグ/ジャックのメンテは普段見逃しやすい所ですが、システムをちゃんと動作させる上でとても重要です。

 

 

 

 

良いサウンドを更に良くするために是非お試し下さい。

 

 

音響工房アナログ式

 

 

 

 

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2017年10月29日 (日)

◆TUBE TECK CL-1Bのリペア

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◆STUDER169モジュール改造記事と同じく、FBに投稿し、ブログへアップしなかった記事の掲載です◆

先日、お世話になっているスタジオからTube Teck CL-1Bコンプのリペアを依頼された…

タイムラグ型ヒューズがあっという間に昇天し、電源が落ちてしまう…電源部に異常があるなということで蓋を開ける。

空中配線等を多用した往年のチューブアンプの作りではなく、量産化に適したプリント基板による構成だ。

回路図がないため追っていくしかない、webを探してもCL-1Bの図面は転がっていないからだ。

規定の0.2Aタイムラグだと落ちてしまうので、仕方なく0.5を入れ、真空管を抜いて、パワートランスの加熱具合を診ながら手早く各部の電圧を測定した(これを綱渡り的測定と云う)

すると…「あっと驚くタメゴロー」ではないが、2段目の球のB電圧が400Vも出ているのだ!
これはヤバイ、12AU7双三極管のプレート最大定格は330V。

初段の+Bは少し低めで200Vだが問題はない。

V2へのB電源ラインを追って行くと制御回路にぶち当たった…結局ここのパワトラ(パワートランジスタ)を差し替えれば社会復帰可能と診た。

シリアルNo30○○ということは結構年代物か…再ハンダしてリキャップもしたほうが良いだろう。
まあ、トランジスタが見つかってからだ。

しかし、製造中止の石だ。トランジスタ企画表を見ながら代替え品を探すことに。この手の石はディスコンが多く、「あっちを立てれば、こっちが立たず」でなかなかマッチするヤツが見つからない。

あとは、根気の勝負だな…

某スタジオから依頼されたCL-1Bはまだ復帰準備中だ…空いた時間にチェックしつつポツポツ進めているが、B+は規定の電圧になったが相変わらずヒューズが飛ぶ。

経験上、ダイオード、パワトラ、コンデンサを替えれば復帰することが多い。
今回も一つ一つ潰して行ったのだが…嫌な予感が過る。
こうなると、セクションごとに基板のパターンを切ってチェックするしかない。

プリント基板は量産に向いてるが、ワイヤリングではないので、ちょいと一箇所線を外してというわけにいかない。

ワイヤの代わりのパターンなので、そこをカットするしかないのだ。
勿論、切った後はパターンを修復する必要がある。

これも、一箇所ずつ切っては修復し、切っては修復しを繰り返しながらチェックするのでまだ時間かかりそうだ。

「嫌な予感」というのは最終的にトランスがNGってる場合のこと。

新品ではまず考え難いが、古くなるとトランスにもダメージが出て来る場合がある。

まあ、最悪のケースは考えずに行くことにしよう。

某スタジオのTube Teck CL-1B

初段と後段のB電圧は制御回路のパワトラを交換し正常になったが、喜びも束の間で相変わらずタイムラグ ヒューズが昇天する…までは先日の投稿に書いた。

古くなった平滑コンデンサ、ダイオード、一部の抵抗も今後長く使うためにも新しいものに交換。

パワトラが異常に発熱するので、嫌な予感も出て来たがB回路、ヒーター回路、パイロット、メータランプと順次切離してみると…やはり加熱する。回路をバラシながら、パワトラを無負荷でテスト…良かった!トランスはOKだ。

で、「たどり着いたら、何時も雨降り」ではないがコントロール回路基板のレギュレーター回路に問題があることが判った。

あとは、必要なパーツ交換で社会復帰出来るだろう。

やっと、たどり着いたね。

辿り着いてからはパーツ待ちだったが、さっき眼が開いた。

タイムラグ・ヒューズは切れず、パワートランスの異常発熱もなし、現在で118Vの電源電圧でヒーター12V、V1プレート237V、V2プレート290Vで安定した。

あとは、長時間通電しながら動作テストをしてOKなら明日発送だ。

音響工房アナログ式

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◆STUDER 169モジュールの改造

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◆FBに投稿し、ブログへアップしなかった記事の掲載です◆

ポータブル アナログミキサーの名機、Studer 169のCHモジュールだ。

これに「秘密」の(笑)改造を施す…

長年の伴侶だったAPIもそうだが、Studerの卓にも思い入れがある…故に今回の投稿は長尺ものだ。

私が20代の頃在籍したAMS「赤スタ」は1スタ、2スタともStuderのミキシングコンソールだった。

189 Quad…16トラック マルチレコーディング対応で4chマスターバスのスプリットコンソール。
マルチのリモートは卓に付いていて、CHアサインも兼ねるクォードパンポットのジョイスティック付き。
オプションでStuderのコンプリミ・モジュールを4ch…これはチョッパー方式のコンプで独特のコンプレッションとサウンドが他に類を見ないものだった(1ch 70万位だったか…)

時代は16トラックマルチから24トラックへの移行期(2インチアナログ)
赤スタでも既にマルチレコーダは巨体のA-80-24が稼働していたが、コンソールもマルチも新しいモノにということで、幾つか候補を選び、情報を集めていた。

77年当時、コンソールの候補はヘリオス、カダック、ソリッドステートロジックの三つだった。
一つは問合せた時点で会社が消滅していた…ヘリオス…その後オークションでプレミア付きで取引されているディスクリートコンソールである。

カダックは後に国内に二台程入った。

結局、国内1号機としてのSSLを購入。

ジェンセン インプットの28 I/O コンピュータなしで当時5千万…今では考えられない価格だ。
代理店は神楽坂の河村電気研究所、(まだSSLジャパンはない)
ノイマンもスチューダーも河村がやっていたのだ。「ジムランのパラゴンを日本に入れたのも河村」

SSLに決定はしたが、先輩エンジニアのE氏からすれば、「あまり目出たくはなかった」と推測する…
彼はハードに関しても凄腕で、189の音が今ひとつ冴えないのはコンソールの電源の問題だと気付き、Studer純正の電源より数段も優れた電源を作ってしまった人だ。

私はこの人に、「ソフトだけでなく中身、つまりハードも解ってこそエンジニアといえるんだよ」と教えられた。

ヘリオスを一番入れたかったのだろうな…

さて、何はともあれ新しいコンソールは購入したし、あとはマルチはA-800を導入し、スタジオも改装して新規オープンする筈だった…

だが、全面改装はオジャン、更にオーナーまで変わってしまった、のだ。

哀れ国内1号機、行き場を失い、事務所の片隅に鎮座まします事となり、後にビクターへと嫁いで行く…

そしてドタバタ劇の顛末は、
1スタ、2スタの189を合体改造、28イン24アウト24モニタにして営業を続けることと相成る。

(因みに国内2号機は六本木ワーパイに入った。20年以上前にお邪魔した折、既にI/OモジュールのEQ等、固まっていた思い出がある)

その後、SSLは「雨後の筍」の如く生えて来て…いや違った…「入って来て」、SSLでなければ卓でない、SSLが入ってなければ仕事が出来ません…などというナンセンスでアホーな状況や輩も出現することとなる…

平河町に在った「赤スタ」…同じビルの2階がカッティング&プレスの「東洋化成」4階に赤坂「四川飯店」夜仕事の時は必ず坦々麺か煮込みソバ(モツ入り)…旨い!本当に旨かったが安月給の身には高かった(残業やショクナイで稼ぐしかなかったが残業100h〜200hなんてザラにあった)
当時で8百幾らの坦々麺…
陳健民氏の時代だ。

うーむ、、、色んなコトを、、、昨日の事のように、、、思い出してしまった、、、

やはり、思い入れは深い…
ということで(笑)

Studerの卓には特別な思いがあるのだ。

後発169モジュール5本のカバーを開けると変り種が出て来た。

Oldなのでリキャップは当たり前だが、1本だけCの殆どがニッケミ(Black Gateのもある)
Rは一部を除いて3種のカーボン皮膜(ひとつはモールドしてあるが恐らくカーボン皮膜)とカーボンコンポジション。
しかも1/2W、何れもメーカー不明。

Studerはフィリップスやウイマのコンデンサ、フィリップスのカーボン皮膜(キンピも使っている)が定番。

この1本のモジュールは意図的に音を変えてある訳だ。

今回来ていないモジュールの中にこれと同じ変更をしたものがあるかは判らないが、頭に入れておく必要があるので、印を付けとくことにしよう。

オペアンプはLM301AN、これは741と同等の古典的なICオペアンプ。

今では使う人は殆どいないだろう…特性の優れた石がゴロゴロ転がってるから。

しかし、オペアンプだけで機器の音質や特性が決まる訳ではなく、回路や他のパーツも関わって来る以上、よく考えれば301で充分なんですね。

流石に昔のスチューダー、よく出来ています。

 

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2016年9月12日 (月)

◆TAB/TELEFUNKEN V372D 顛末記◆

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TAB/TELEFUNKEN V372D 顛末記

暑い夏が終わり?、、、一区切りついた。

5/30記事のV372Dは、あれでは済まなかった。
何回かのテストでは問題なかったのだが、
持ち主の手に渡った途端、駄々を捏ねたのだ(持ち主のせいではありません)
当初からOKだったBchが不調になったのだ。
火を入れ、暫くすると初段のパワートランジスタ周りがかなり熱くなる。
うーむ、、、暴走してる。何処かの国の政権みたいに。
グランドファンクですね。
トランジスタの熱暴走は無限ループに突入するとエライことになる
組み上げた時点ではAch不調、Bch OKでAchリペア後のテストでも、
問題なかったBchだが。
このアンプモジュールは70年代製オールド。古い機材はハイリスク、コンディションの良い状態から一転することも。
電解コンデンサ容量抜け、フイルムやタンタルコンの完全ショート、レアショート、
勿論これはトランジスタやダイオード、抵抗でも生じる。ハンダ個所の浮きや配線材の断線も。
抵抗値のシフトによる回路バランスの変化、最悪の場合は高価なトランスの、
レアショートも起きる。
ヴィンテージ機材は、テストしてみないことには実際のコンディションは判らない。
なので、出来れば同じものを必要数の倍は手に入れるのがベスト。
差し替え出来るし、部品取りに使うため(プロなら常識)
私もAMPEXのMM1200-24trマルチを2台持っていた(2台で重さ500キロ)
アンプカードを差し替えたり、部品取りに使っていた。
さて、話を戻すと、 この372は前記事にあるように全てのアルミ電解と幾つかのタンタルはリキャップし、
Achの小電力トランジスタを数個交換⇒テストOK だったが、とりあえず、図面を観つつ 暴走トランジスタを確認する。
初段パワトラ2発と直前のトランジスタ1発だ。
バイアスやフィードバックに関わる抵抗を測定する、といっても、
基板から外さないと正しい測定は出来ない(回り込みがあるので)
合わせ基板のコンパクトモジュールゆえ、集積度が高く、両chは非対称パターン。
動作させながらの必要箇所での電圧測定などは、1uにラッキング、ワイヤリングしているため、至難の業だ。
半固定抵抗の周りも固定抵抗が密着して立ち並び調整不可能!
まあ、焦らないで行こう。
最近の機材のように基板上に定数等の情報は記されてないので、
密集する部品に強い光を当て、カラーコードを読む。
褪色や剥げかかり、判別が付き難いものも。。
嫌になりかけるのを奮起し、密林に光を当てる。
暴走トランジスタのバイアス抵抗のうち5本がかなりシフト⇒交換
これで様子を見るつもりだったが、一旦、モジュールを筐体に戻すと、また外すには手間が掛かるので
かなりの時間を費やし、初段の抵抗を一つずつ外し、測定することに(後顧に憂いを残すことなく)
結局、問題の出るようなシフトをしている抵抗は5本だけだったが
同じ5本線の高精度抵抗でもシフトの度合いが異なるということ。

ヴィンテージ機器は、線材を含め全てのパーツが経年変化している。
まだ使用に耐えるコンディションなら、いい感じでエージングされたとなるが、
経年劣化を来しているパーツや、その時はOKでも程なく劣化パーツとなる、予備軍が混在している。
ヴィンテージ機器のリペアや改造に於いて大事なのは、どこまでオリジナルの状態、サウンドを生かすのか。

今回の372Dは2chアンプ、
ステレオ使用を考えれば両chなるべく近い音質となるのが好ましい。
ヴィンテージでは先ず、アルミ電解をリキャップする(必須)
ここまでで、作動しない場合、他のコンデンサやトランジスタ、抵抗、ダイオード、線材、ハンダ個所劣化等を、
探ることになるが、パーツを1個ずつ外してテストする必要があり、膨大な手間が掛かる(つまり、お金も掛かる)
幸い、Bchの調整はそれほど多くの予算を必要としなかったが、それでもだいぶ時間が掛かった。
不安定要素は抱えているものの、今度はダダを捏ねないといいのだが。。
◆海外のwebを見ても同じことをしているのが判る。
オリジナルのサウンドを大切にするのは当たり前だが、それはコンディションの良い機器の場合で、
ある程度リペアしても音が出ない、安定しない等、状態の悪い機器は、トランスやPOT、SW以外の全てのパーツを交換する。

他のコンデンサ、タンタルやフイルム、トランジスタ、抵抗等も容量抜け、ショート、レアショートの可能性から全取っ替えがベスト。
(やはり膨大な手間が必要なのでポツポツやるのです)コレクターではないのだから飾っておいても仕方がない。

使ってこそなのだから。
◆372に関しては、製作中の他の機器と時間の折り合いを付けながら進めた。
もう一台、マスタリング用のラインアンプが完成したので、後程。
そして、フラッグシップモデルとなるDELTAの特注機器も含め、製作に集中します。
9/17は久しぶりのライブ録音を楽しんで来たいと思っています。

 

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2016年5月30日 (月)

V372ラッキング完了

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やっと、V372が立ち上がった。
前にも書いたが、ビートルズの録音にも使われた、TELEFUNKENのV72(真空管式)アンプのトランジスタ版。
このアンプはマイクプリ専用ではない、入出力トランスの結線と、外部抵抗を変えることでラインアンプ等の汎用アンプとなる。
ジーメンスだと272、ノイマンは472、今回のTABだと372、テレフンケンは672、
という具合に各社で型番は異なり、作りもトランスも違うが、同じものなのだ。
そこが、面白いでしょ。
おなじように、あんまり、きっちりとしたこと云ったらダメなんだよね。
信頼してるなら。。
明日、持ち主の所へ、旅立つ。

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2016年3月 6日 (日)

◆テレフンケン/TAB◆マイクプリ◆

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月中にコンプやらゲインブロック単体での発送が済み、

テストベンチでの試行錯誤を繰り返し、4way・ラインアンプ基板が組み上がった。クラシックをモノラルで聴くための特注だ。
以前、2wayでパッシブイコライザ付の特注ラインアンプを気に入って頂き、今回、この4way仕様の依頼となった。
筐体のほうも大分出来上がっている。

現在他に2wayラインアンプ+パッシブEQ等、製作中ですが、

私は滅多にやらない、ノックダウンものをひとつ。。。

その昔、ビートルズの録音でも使われたV72アンプのソリッドステート版、V372をマイクプリとして組んでいます。
オリジナルはテレフンケンですが、このTABの他にノイマン、ジーメンス等のドイツのメーカーが作っていました。

20数年前、某代理店が今度V72を扱うことになったと私に言って来たことがあったが、その時は「ふーん。。」という感った。

時が経ち、手に触れることになるとは思っていなかった。

このアンプはトランスの結線を変えることでゲインを変更出来る。
あとは、外付けでPOTと抵抗をシリーズに入れれば可変ゲインとなるのだ。
幸い、2種の回路図を現物の回路と見比べながら、そして、
テスタを使いチェックしてゆくと、図面と異なる個所が幾つかある。。。さあ、ここからがお楽しみ!
回路を解析する楽しみである。

他の製作もあり、時間が掛かってしまったが解明できた。
まあ、海外のプロ機器にはコンソールを含め、図面と実際が違うことなんてよくあること。

リキャップされておらず、これからだな。。。

貴重なビンテージ物、お待たせしますが、
ここはじっくりと やらせてもらいます。

 

 

 

 

 

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