◆新作◆1960-Hゲインブロック(A級ディスクリート・オペアンプ)
1960-H ゲインブロック(オリジナル・ディスクリートオペアンプ)
10年振りにニュータイプを出すことにした…と言ってもパーツとの出合いがないと、回路や定数変更だけでは生まれないからである。
Hタイプは、英国系のサウンドになる。低域から中低域は充実し、メローで重厚、艶のある中域から中高域、繊細な高域、全帯域で少し重めで翳りのあるサウンドは、カラっと湿り気のない、明るく立上り良く音が前に出て来るアメリカ系とは趣を異にしている。
D及びPタイプはパーツ入手不可のため先日廃番にしたばかりだが、ついにRタイプも同様に残り2個で廃番となる…まあ、こればっかりは仕方の無いこと、代わりにHタイプが生まれたので。
これで、現在のラインナップは、特注仕様の1960-Limを除き、
最初のゲインブロックで他のタイプを製作する時のリファレンスでもあった
◯1960-A→スッキリした、FETコンデンサマイクのような、やや硬質で張りのあるサウンド。
◯Bタイプ→豊かでありながら中高域の透明感や奥行きのあるサウンド。
◯製品のスタンダード仕様のゲインブロックでもある
Cタイプ→ウォームで明るくクリアなサウンド。
◯Fタイプ→私的に1番好みのタイプで、非常に音楽的なサウンド。
粘りのある低域&中低域、生々しく存在感があり、全体的にしっかり音が前に出て来る。
以上、A,B,C,F,H,+Limとなった。
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