2017年12月10日 (日)

◆プラグ/ジャック/コネクタのメンテについて(磨き方)◆

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◆RCAピンコネクタ、TS/TRSフォンコネクタ、キャノンコネクタ/レセプタクル、タジミ、バナナ、110/239、アンフェノールのマルチコネクタ、ボード接点、リレー、ロータリSW等の接点は、定期的(特にRCA、フォン、パッチコードは2週間に一度程度)にメンテする必要があり、これを怠ると、「バチ、ザザー、ブーン、」といったノイズが発生します。

「アナログ式」の製品をお使い頂いている方の多くはRCAやフォンコネクタになりますが、
製品が届き、音を出された時にこういったノイズが出て、製品の不具合とのことでメールが、
来たことが何件かあります。
「アナログ式」では製品完成後と発送前にテストを行いますが、コネクタの不具合、
ハンダ個所もチェックし、以下の方法でプラグ/ジャックをメンテしています。
メンテ後、日が浅くてもテスト時には再度メンテしています。
コネクタのメンテの必要性についてお伝えすると、皆さん、「あー、そうだったのか!」と、
なり、一件落着となります。
というわけで、今回は70年代からプロのレコーディングスタジオ等で行われてきた、
メンテのやり方を伝授致します。
◆用意するものは、金属磨き「ピカール」 無水アルコール、CAIG「D5」赤ラベルスプレー缶、
ウエス(ぼろ布)、綿棒。
◆やりかた
①ピカールを付けたウエスや綿棒でプラグとジャックの接点を強めにこすり、
汚れや酸化被膜を落す。(これをやると、ウエスや綿棒が黒くなるので、こんなに酸化し汚れてたのかと気付く訳です)
②アルコールでたっぷり湿したウエスや綿棒でピカールの残りをきれいにふき取る。
③仕上げはD5を吹き付けたウエスと綿棒で接点を拭いて終了。
(D5は80年代には1本6千円でしたが、現在は安くなっています)
●接点復活材については、D5ではなくご自分で良いと思われるもので結構です。


RCAジャックHOT側やキャノンメス側は綿棒も入らないので、D5をごく少量吹き込みプラグを何回か抜き差しする。手間を掛ける場合は、穴に入る細いスティックに薄手のウエスを被せて行う。
「初めのうちは面倒でも、そのうちやらずには居られなくなり、磨くのが楽しくさえなりますので、ご安心下さい。」
スタジオではパッチコードを含め何百本のコード類、パッチベイや卓、テレコ、周辺機器のコネクタやスイッチ等をメンテするのですが、2週間に一度やるのはコード類で、大物については、
年2回位の「大メンテ大会」の時にやっていました。
ピカール掛かり、アルコール担当、仕上げと、手分けしてバーッと済ませます。
私はアルコール担当が好きでしたね(種類の違うアルコールですが。。)
勿論、接点だけではなく他の個所についてもメンテは行います。
今回ご紹介したプラグ/ジャックのメンテは普段見逃しやすい所ですが、システムをちゃんと動作させる上でとても重要です。
良いサウンドを更に良くするために是非お試し下さい。

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2017年12月 2日 (土)

はしだのりひこさんへ

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はしだ のりひこさんが、亡くなった。。

思えば28年程前、「風」を録音した
東芝の1stバージョンとアレンジは殆ど同じだったが、ディスクとしては3rdバージョンでシングルCDだった。会社はコロムビア

レコーディングは楽しくやったのを憶えてる

「今井さんと一杯やりたいな」と言ってくれたんだけど、Dが新幹線に間に合わないとか言って飲めなかった

あの時のはしださんの名残惜しそうな顔が忘れられないけど、私も残念だった

またお会いして、今度はほんとに一杯やりたかったね、はしださん!

ほんとに天国へ行っちまっただ。。悲しくてやりきれない

合掌


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2017年11月 4日 (土)

◆各製品についてはカテゴリ「特注の部屋」をご覧ください◆

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各製品についてはカテゴリ「特注の部屋」をご覧ください

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2017年10月29日 (日)

◆アナログ式保存会◆

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アナログ式保存会 のページをwebにアップしました。⇒analog mode

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◆TUBE TECK CL-1Bのリペア

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◆STUDER169モジュール改造記事と同じく、FBに投稿し、ブログへアップしなかった記事の掲載です◆

先日、お世話になっているスタジオからTube Teck CL-1Bコンプのリペアを依頼された…

タイムラグ型ヒューズがあっという間に昇天し、電源が落ちてしまう…電源部に異常があるなということで蓋を開ける。
空中配線等を多用した往年のチューブアンプの作りではなく、量産化に適したプリント基板による構成だ。

回路図がないため追っていくしかない、webを探してもCL-1Bの図面は転がっていないからだ。

規定の0.2Aタイムラグだと落ちてしまうので、仕方なく0.5を入れ、真空管を抜いて、パワートランスの加熱具合を診ながら手早く各部の電圧を測定した(これを綱渡り的測定と云う)

すると…「あっと驚くタメゴロー」ではないが、2段目の球のB電圧が400Vも出ているのだ!
これはヤバイ、12AU7双三極管のプレート最大定格は330V。

初段の+Bは少し低めで200Vだが問題はない。

V2へのB電源ラインを追って行くと制御回路にぶち当たった…結局ここのパワトラ(パワートランジスタ)を差し替えれば社会復帰可能と診た。

シリアルNo30○○ということは結構年代物か…再ハンダしてリキャップもしたほうが良いだろう。
まあ、トランジスタが見つかってからだ。

しかし、製造中止の石だ。トランジスタ企画表を見ながら代替え品を探すことに。この手の石はディスコンが多く、「あっちを立てれば、こっちが立たず」でなかなかマッチするヤツが見つからない。

あとは、根気の勝負だな…

某スタジオから依頼されたCL-1Bはまだ復帰準備中だ…空いた時間にチェックしつつポツポツ進めているが、B+は規定の電圧になったが相変わらずヒューズが飛ぶ。

経験上、ダイオード、パワトラ、コンデンサを替えれば復帰することが多い。
今回も一つ一つ潰して行ったのだが…嫌な予感が過る。

こうなると、セクションごとに基板のパターンを切ってチェックするしかない。
プリント基板は量産に向いてるが、ワイヤリングではないので、ちょいと一箇所線を外してというわけにいかない。

ワイヤの代わりのパターンなので、そこをカットするしかないのだ。
勿論、切った後はパターンを修復する必要がある。

これも、一箇所ずつ切っては修復し、切っては修復しを繰り返しながらチェックするのでまだ時間かかりそうだ。

「嫌な予感」というのは最終的にトランスがNGってる場合のこと。

新品ではまず考え難いが、古くなるとトランスにもダメージが出て来る場合がある。

まあ、最悪のケースは考えずに行くことにしよう。

某スタジオのTube Teck CL-1B

初段と後段のB電圧は制御回路のパワトラを交換し正常になったが、喜びも束の間で相変わらずタイムラグ ヒューズが昇天する…までは先日の投稿に書いた。

古くなった平滑コンデンサ、ダイオード、一部の抵抗も今後長く使うためにも新しいものに交換。

パワトラが異常に発熱するので、嫌な予感も出て来たがB回路、ヒーター回路、パイロット、メータランプと順次切離してみると…やはり加熱する。

回路をバラシながら、パワトラを無負荷でテスト…良かった!トランスはOKだ。

で、「たどり着いたら、何時も雨降り」ではないがコントロール回路基板のレギュレーター回路に問題があることが判った。

あとは、必要なパーツ交換で社会復帰出来るだろう。

やっと、たどり着いたね。

辿り着いてからはパーツ待ちだったが、さっき眼が開いた。

タイムラグ・ヒューズは切れず、パワートランスの異常発熱もなし、現在で118Vの電源電圧でヒーター12V、V1プレート237V、V2プレート290Vで安定した。

あとは、長時間通電しながら動作テストをしてOKなら明日発送だ。

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◆STUDER 169モジュールの改造

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◆FBに投稿し、ブログへアップしなかった記事の掲載です◆


ポータブル アナログミキサーの名機、Studer 169のCHモジュールだ。

これに「秘密」の(笑)改造を施す…

長年の伴侶だったAPIもそうだが、
Studerの卓にも思い入れがある…故に今回の投稿は長尺ものだ。

私が20代の頃在籍したAMS「赤スタ」は1スタ、2スタともStuderのミキシングコンソールだった。

189 Quad…16トラック マルチレコーディング対応で4chマスターバスのスプリットコンソール。
マルチのリモートは卓に付いていて、CHアサインも兼ねるクォードパンポットのジョイスティック付き。
オプションでStuderのコンプリミ・モジュールを4ch…これはチョッパー方式のコンプで独特のコンプレッションとサウンドが他に類を見ないものだった(1ch 70万位だったか…)

時代は16トラックマルチから24トラックへの移行期(2インチアナログ)
赤スタでも既にマルチレコーダは巨体のA-80-24が稼働していたが、コンソールもマルチも新しいモノにということで、幾つか候補を選び、情報を集めていた。

77年当時、コンソールの候補はヘリオス、カダック、ソリッドステートロジックの三つだった。
一つは問合せた時点で会社が消滅していた…ヘリオス…その後オークションでプレミア付きで取引されているディスクリートコンソールである。

カダックは後に国内に二台程入った。

結局、国内1号機としてのSSLを購入。

ジェンセン インプットの28 I/O コンピュータなしで当時5千万…今では考えられない価格だ。
代理店は神楽坂の河村電気研究所、(まだSSLジャパンはない)
ノイマンもスチューダーも河村がやっていたのだ。「ジムランのパラゴンを日本に入れたのも河村」

SSLに決定はしたが、先輩エンジニアのE氏からすれば、「あまり目出たくはなかった」と推測する…
彼はハードに関しても凄腕で、189の音が今ひとつ冴えないのはコンソールの電源の問題だと気付き、Studer純正の電源より数段も優れた電源を作ってしまった人だ。

私はこの人に、「ソフトだけでなく中身、つまりハードも解ってこそエンジニアといえるんだよ」と教えられた。

ヘリオスを一番入れたかったのだろうな…

さて、何はともあれ新しいコンソールは購入したし、あとはマルチはA-800を導入し、スタジオも改装して新規オープンする筈だった…

だが、全面改装はオジャン、更にオーナーまで変わってしまった、のだ。

哀れ国内1号機、行き場を失い、事務所の片隅に鎮座まします事となり、後にビクターへと嫁いで行く…

そしてドタバタ劇の顛末は、
1スタ、2スタの189を合体改造、28イン24アウト24モニタにして営業を続けることと相成る。

(因みに国内2号機は六本木ワーパイに入った。20年以上前にお邪魔した折、既にI/OモジュールのEQ等、固まっていた思い出がある)

その後、SSLは「雨後の筍」の如く生えて来て…いや違った…「入って来て」、SSLでなければ卓でない、SSLが入ってなければ仕事が出来ません…などというナンセンスでアホーな状況や輩も出現することとなる…

平河町に在った「赤スタ」…同じビルの2階がカッティング&プレスの「東洋化成」4階に赤坂「四川飯店」夜仕事の時は必ず坦々麺か煮込みソバ(モツ入り)…旨い!本当に旨かったが安月給の身には高かった(残業やショクナイで稼ぐしかなかったが残業100h〜200hなんてザラにあった)
当時で8百幾らの坦々麺…
陳健民氏の時代だ。

うーむ、、、色んなコトを、、、昨日の事のように、、、思い出してしまった、、、

やはり、思い入れは深い…
ということで(笑)

Studerの卓には特別な思いがあるのだ。

後発169モジュール5本のカバーを開けると変り種が出て来た。

Oldなのでリキャップは当たり前だが、1本だけCの殆どがニッケミ(Black Gateのもある)
Rは一部を除いて3種のカーボン皮膜(ひとつはモールドしてあるが恐らくカーボン皮膜)とカーボンコンポジション。
しかも1/2W、何れもメーカー不明。

Studerはフィリップスやウイマのコンデンサ、フィリップスのカーボン皮膜(キンピも使っている)が定番。

この1本のモジュールは意図的に音を変えてある訳だ。

今回来ていないモジュールの中にこれと同じ変更をしたものがあるかは判らないが、頭に入れておく必要があるので、印を付けとくことにしよう。

オペアンプはLM301AN、これは741と同等の古典的なICオペアンプ。

今では使う人は殆どいないだろう…特性の優れた石がゴロゴロ転がってるから。
しかし、オペアンプだけで機器の音質や特性が決まる訳ではなく、回路や他のパーツも関わって来る以上、よく考えれば301で充分なんですね。

流石に昔のスチューダー、よく出来ています。

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2017年9月15日 (金)

漕ぎ着いた。。

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漕ぎ着いた。。
このうち3台を明日発送する。
急ぎの製作は、特注ラインアンプを残すだけ。
パッシブEQ minipeqステレオ仕様
minipeq デュアルモノ仕様
Delta PEQⅡ傾斜型

この1ヶ月、fb観る余裕もなかったけと、ちょっと息付けそうだ。


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2017年8月 9日 (水)

「小川銀次君へ、玉虫で思い出したこと」

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山仕事への道、広大な「保水の森」の中、ほんのちょっとした小径ですが好きな場所です。

細枝の先端で羽化してる、、、まるで曲芸師だね。

イラガの繭、子供の頃よく見かけたな。幼虫は電気虫の名の通り刺されると大変痛い。

釣りでは玉虫といってタナゴ釣の餌に使うので、前もって集めておくのです。
千住にいた頃、葛飾の小合溜(水元公園)に玉虫持って行きましたね。

そういえば、外来魚に駆逐されたタナゴを追って、茨城に移住したギタリストがいた。。

千寿第七小学校の二年後輩、
クロスウインド、RC等にいた小川銀次君。

彼は中居町、僕は桜木町、
近所でした。

2年前に亡くなっていたんですね。。

天国でも思う存分ギターを引き、酒を飲み、タナゴ釣して下さい。

一杯やろう、と言ってから何年が経ってしまったのか、彼は日本酒が大好きでした。

合掌

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2017年7月31日 (月)

ワークショップの後

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「アナログ太陽ラジオ」ワークショップが、16時半に終了し、吉祥寺の街へ
今回、目的がもう一つ
そう、この人に会うため
吉祥寺の音楽、飲み屋文化の生き証人のひとり、仙人、
「のろ」のマスター
写真のアルバム録音の仕掛人でもあり、自身も2曲唄っている。
お会いするのは二十年ぶりだと思う
開店前、突然行ったにも拘わらず喜んでくれたし、僕も嬉しかったな。
二時間程の間にメートルを上げてしまったが、無事帰宅(笑)
カトさん、(忍風に言ってみたこれは判る人にしかわからない)
昨晩はありがとうございました!
お元気で
また、行きます。

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2017年7月18日 (火)

ライブ録音と山仕事

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昨日はライブ録音を楽しんで来ました。
ステージの人は55周年、「アナログ式」は15周年、録音エンジニアとして40周年。

特注機材の製作を始めてからは私用の機材を作る時間がなく、手元にないことが殆どでしたが、今回はパッシブEQをpfのchインサートに。

パッシブEQは、この一か月に6台作ったのですが、ひょんなことから余った1台。

元は廉価版のmini peqを、Delta仕様(VPEQ)に変更して私用に。

響板を最小限に開けてのマイキングになるため、イコライジングは不可欠。
パッシブEQだと変にピーキーになることはなく、ナチュラルに音質補正が出来るのです。

8ch等の多チャンネルで用意出来れば良いのですが。。

まあ、久々に持った私用の機材と共に楽しんで来たわけです。

そして、今日はNPOでの山仕事で身体も活性化して来たところです。

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