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2024年11月 4日 (月)

◆3wayラインアンプとマークレビンソンの比較レビュー◆

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◆特注の部屋(86)3wayラインアンプとマーク レビンソン  MARK LEVINSON  No26L との比較レビュー◆2024.11.3

「3wayでは 空気が一気に変わり、音像が引き締まってピントがピタッと合うような感覚になります。透明度も上がって細かいディテールが埋もれません。繊細さと勢いが両立しています。改造ラインアンプからそこは一段、二段、上がる感じです。

レビンソンはもっと向かってくる勢いがありますし、解像力は流石にありますが、繊細かというと? ですね。

3way は音の和というのを思い知らされますね。上から下まで音の其々の輪郭、響き、重なりが協調し合う。

それと一つ一つの音の階調といいますか、グラデーションが豊かです。低音一つ取ってみてもズンではなく、ズウウンツ 

言葉で表現するのが難しいですが。それが全体に渡っているんですね。

レビンソンが全く無いとは言いません。意外としなやかだなあ、と感心する部分もあります。ただ基本的には入力された信号を、そのまま余すことなく全てエネルギッシュに出しきろう、といったコンセプトなんだと思います。ですから聴いていると駆り立てられるような高揚感を感じます。

ただ危険な音だなあ、とも思います。コントラストが強いのか、レビンソンを聴いた後に改造ラインアンプを聴くと色が薄く感じ、物足りなくなっているのに驚きます。耳の感覚がやがて戻ってくると何時もの安定感のある音になるのですが。3way の後に改造ラインアンプを聴いてもそんなことはありませんでした。

3way はそこが違うのでしょう。レビンソンには無い部分、普通の音の様に感じさせながらも何気ない凄みがありますが、音【曲?】に寄り添う感じです。

レビンソンはこの音を聴いてみろ、という感じで、3way はこの音を聴いて欲しい、という感じでしょうか」  H.N 様より

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