この3wayラインアンプはサウンドの異なるステレオ3系統のアンプを7組の構成で聴くことができる…+バイパス音。
組合せた時のサウンドはEQ等では作れないし、其々に特色がある。これにVPEQパッシブイコライザ(デュアルモノ)を搭載している。1960-Limゲインブロック搭載
信号系は全て'60 WE、電源系は非メッキ撚り線
PSU 別筐体 このラインアンプだけ製作してるのなら6ヶ月程で上がるが、他の幾つかの製作もあるため1年越しで完成した。
◆以下、着当日にお聴きになったレビュー◆
「全体の印象を言いますと、すっきりとしているのに音に濃さがあり全く力みがありません。そして特にはエッジを感じさせ無いのにだるさも感じません。
低音も他のラインアンプがズン、といったところ、ズウウンといった感じで強調感は無いのですが重くも無く軽くもないといった感じです。
音の空間も凄く広いのですが、密度感が有り、余りそうは感じさせ無いんですね
全てに余裕があり自然といいますか、次元の違いを感じました。
次に3つのラインアンプの音ですが、1番アンプは明るく切れが有り艶は控えめ、芯が太い感じです。
2番は明るく艶やかで音に伸びがあり、生き生きしていてノリが良いです。
躍動感があります。
3番はこれが難しく、1960-Hタイプに似ている感じがするのですが、そこまで重さを感じません。艶っぽさもあるのですが、少しほの暗さを感じぐっと落ち着きます。大人の渋さを感じます。
次に連結です。
3連ですが、まず濃さがあり、押し出しがあります。艶も有りながら少し落ち着きがあり、でも暗くはないですね。最初に聴いたのですが判断が1番難しい音でした。分かりやすい特徴が無く、その後其々のアンプを聴いてなるほどこうなるのか、と後から知ることになります。
1番2番の連結ですが、明るくて音の厚みを増しながら、艶っぽさもあり、そこに躍動感が加わる感じです。
1番3番の連結ですが、まず少し艶っぽさが控えめで、落ち着いた音でありながら芯が益々太くなり、これが1番実在感が強い音かもしれません。
2番3番の連結ですが、躍動感と艶やかさを感じさせながらも少し暗さを感じ、ノリが良いのに大人の音になります。
こうしてみると其々の音にハッキリとした違いがあり、連結でそれぞれの特徴がミックスされ、少しずつその配分がされるといった感じに思います。
これは連結する事でまた新しいゲインブロックの音が生まれたと言って良いかもしれません。
連結するからこその、それぞれ絶妙な音のバリエーションだと思います。
どの音も素晴らしかったです。
ありがとうございます。
まずはこの様な感じでの報告になりますが、まだまだ気付いていない部分もあるかと思います。
じっくりと聴いていきたいと思います」
今回の製作は製作者私の理想とするサウンドでとの依頼なので上がりの音についてのご希望は頂いておりませんが、今回と異なるサウンドで製作することも可能です。
価格 1,450,000円
(特注は全て一点物につき目安としての参考価格)その都度、特注/スタンダードに限らず必要なサウンドを得るための素子1960ゲインブロックを1個ずつ手作りしている。
⭕オンラインショップからではなく メールでの発注(銀行振込)の場合 20万〜60万円迄の機種は「2回払い」・60万〜以上の価格の機種は「2回払い」又は「3回払い」で お支払い頂くことも可能です。
⭕完成後 発送前に 最後のお支払いを 確認次第 発送となります。
当工房の最高峰製品です。
アナログ式 http://analogmode.jimdo.com/
メール anlogmode21@gmail.com
録音/音響エンジニア歴40年の知恵と技術と経験を注ぎ込んだ一品です。
IMAI式についてはサイトに説明がありますので、ご注文前には必ずご覧ください。
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