球プリ等のレビュー第二弾
12年前に製作し、昨年改造したラインアンプとセレクタ(2機共I/Oバランス仕様)、新作の球プリI/Oバランス+PSU、球プリ(トランス電源内蔵I/Oアンバラ)、Delta Box Tubeのレビュー第二弾です。
「🔵最近はバイオリンコンチェルト等を聴きまくってまして、パワーアンプにセレクタがあるのでどうしても聴き比べをしてしまうのですが、固定してじっくりと一日、2日聴いてみました。
○改造ラインアンプはセレクタとの組み合わせで、安心感が半端ありません。真面目な音で揺るぎ無い安定感、これ以上何が必要だろうか? と思わされ、尚且つ楽しいのです。やはり自分にとっての原点の音です。
○球プリバランス仕様は音の振り幅が大きく、表現の引き出しが多いです。繊細さと雄大さ、押し引き、音色の多彩さ。
ある曲で涙が出ました。過去でも数えるほどしか経験はありません。音色が暗いわけでは無く、むしろ明るいと思いますが、心が揺さぶられたのでしょうね。引き込まれる魅力があります。
○球プリトランス仕様は、長時間聴いているとこれが球プリということを忘れてしまいます。
響きが豊かというよりも、音が厚いといいますか、音が濃いです。
とても情熱的に訴えかけてくる音色で熱量が高いですね。
楽曲にもよるのだと思いますが、最初の頃のイメージからはその変化に結構驚かされています。
オケがドンと来るところはブワッと音の波が押し寄せて、音圧に圧倒されそうになります。
○DELTA BOX TUBEは比較するとスケール感は控えめで軽いのですが、なんといってもストレートに飛んでくる勢いの良い音!
暫くするとスケール感などは気に無くなり、この音に没入してしまいます。
演奏者の音をダイレクトに浴びる感じで、情緒的な部分は少ないかもしれませんが、この突き抜け具合がたまらないですね。
飾ったところが無くて、正直な音です。荒らさが無いのでまたそこが際立って感じますね。
個人的にはこのDELTA BOX TUBEに一番驚かされてますが、其々のアンプの魅力を再度認識して、益々思い入れが増す事となりました」
H.N様、ありがとうございました。
○どの様な仕様での製作でも、私が納得出来ない物は出しません…ですから出来上がり次第の納期になります(大体はありますが)
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