◆新たなレビューのご紹介◆
球プリ+Delta Blue6/ トランス電源仕様等の新たなレビューをご紹介します。
「最近は球プリトランス仕様を重点的に聴いておりました。
某ドラマの影響で、普段はあまり聴かないオーケストラの交響曲を聴いてまして、改造ラインアンプ、球プリバランス仕様、そして球プリトランス仕様の鳴り方を比較しておりましたが、同じ曲でこうも違いがあるかと、再度驚きました。
極端な話ですが、それぞれ全然違うホールで、聴いている場所も違う感覚になりました。
ゲインブロックは球プリも含め全部Cタイプです。
改造ラインアンプはホールそのものは普通の大きさですが、演奏者に割合近くで聴いている感じになり、解像感が一番高く、音の重なりが良く分かります。低音部の沈み込みとエネルギー感も一番で、全体的に重厚な感じです。
球プリバランス仕様はホールも大きく、スケール感もあり、雄大で特等席で聴いている感覚です。響きと実体感のバランスが良くこれぞオーケストラ、といった感じでしょうか。
球プリトランス仕様はホールはさほど大きく無いのですが、響きが豊かで少し俯瞰しているような感じです。
低音部もエネルギー感は控えめですが、軽く漂う中高音部とのバランスが良く、軽快です。
小編成の演奏の方が向いているのかもしれませんが、自分はこれもokですね。
この球プリトランス仕様は一番球らしい音がしますが、ボケることも無く、ピアノのコツンとした質感やその後に続く響きのバランスも良く、艶っぽいながらソリッドで、絶妙な感じです。
最近セカンドシステムも良く聴いております。
こちらはDELTA BOXに、真空管プリ部のパワーic構成のプリメインアンプをパワーアンプとして使った組み合わせですが、こちらのアメリカスピーカーの音に、Hタイプのゲインブロックがなかなか合いまして、ベストな組み合わせの一つでした。おおらかで濃厚な性格のスピーカーに少し重めでウエットなゲインブロックの音が上手くミックスした感じです。
もう一つセカンドシステムには普段使っていないスピーカーがありまして、イギリスのハーベスというメーカーの、HLコンパクトというこちらも30年ほど前のスピーカーですが、ボーカルに定評があります。現在によくあるカチコチの箱では無く、適度に箱鳴りするタイプですが、軽やかに艶っぽく鳴ってくれます。
こちらはFタイプが良く、艶やかな声に肉が付き、前に浮かぶ様は古さを感じず、久々に聴くこの音も今井様の音で更に進化した感じです」
H.N様 ありがとうございました。
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