« 2021年7月 | トップページ | 2022年1月 »

2021年12月30日 (木)

特注の部屋(78)2wayラインアンプDELTA仕様

Img_20211230_095102_2234_copy_1125x524

Img_20211230_084034_1162_copy_435x651Img_20211230_094923_4752_copy_1179x625Img_20211230_075905_3242_copy_816x1079

本日、特注2wayラインアンプは愛媛は松山へと旅立った。

このDELTA仕様ディスクリート・ラインアンプは、DELTAシリーズに仲間入りし、「The Line Amp」となる。

オーディオ再生に使われる。DELTA VPEQパッシブ・イコライザもお使い頂いている。


2系統入力A/Bは異なる線材を使用し、そう極端ではないが音質が異なる様にしてある。

2way切替の1は奥行きのあるHi/Fiスタンダード、2は特にミッドレンジがしっかりし、帯域幅は少し狭め。

2wayなので、ラインアンプは2chステレオが2台、実際にはMONOで4ch入っている。2chずつ、サウンドに関わるパーツは異なり、特注1960-LIMゲインブロックも違い(LIM-1、LIM-2)、勿論調整も異なっている。

更に、数ヶ月聴き込みエージングされ、このラインアンプの本質が解って来たらゲインブロックを差替えても面白いかも知れない…。

何れにしても、この組合せをどう使うかは、その人次第なのだ。


じっくりと試されることを…。

価格 40万円(受注製作納期、2ヶ月半)

さて、30日が仕事納めになり、年末アレコレを含め「遡上したシャケのオス状態」なので1月4日迄休みます。次は、2chサウンドコントロール・フィルタで、アンプ部とゲインブロックは上がっているので1月15日頃の上がりを目指し、長丁場の特注ラインアンプ②もポツポツやって行きます。


本年も、

ありがとうございました。

来年もまた宜しくお願い致します。

良いお年を^_^

| |

2021年12月28日 (火)

クエルポのある音

一つのアナログ機器を作り上げていく事は「祈り」にも似ている。

37?年前…、竹村淳氏プロデュースのLP「カンタティ」をレコーディングした。ライナーで竹村さんが書いていたのが「クエルポのある音…」だった。

「cuerpoのある音、演奏」とは英語のbody、つまり肉体のある音、演奏…という意味だが、それは「肉体」だけではなくて「魂」も一緒にあるということなのだ。当たり前のことだが、魂と肉体が在ってこそ、それは成立する。

そう、聴く人の心が震える、魂の入った演奏、それと出会うためにミキサーを続けて来たし、今はアナログ音響機器を作っている。

年内仕事納めは28日とお知らせしましたが、30日発送に向けまだまだ作業があるため、晦日にまた投稿します。

◆当ブログは、特注品のみ製作記事として載せています。製作記事としては、facebookページ「アナログ式」に投稿していますので、ご覧下さい。

| | | コメント (0)

« 2021年7月 | トップページ | 2022年1月 »