特注の部屋(75)2ch サウンドコントロール・フィルタ
2chフィルタ・ラインアンプ、発送した。
基本はPULTEC同様、サウンドエフェクトフィルタなのだが、ハイパス/ローパスではなく、依頼によりハイパスのみ。
PULTECはモノ・ハイパス/ローパス。
通常、フィルタは不要な帯域をカットするために、卓等に付いている。PULTECで50〜2KHzの10ポジション、アナログ式のは150〜3.1KHzの11ポジションでサウンドを変えることが出来る。
PULTECの50、80、100、150、と下のカットオフが細いのは、不要帯域カットの用途も考えての設定だろう。
この辺りは他の機器にも付いているし、サウンドエフェクト用途と言う事を考え、下は150Hzからとし、上を伸ばした。
先に述べたが、通常のハイパス=ローカットは、上はせいぜい400Hz位迄。
つまり、更に上の帯域迄フィルタ動作するので、単なるハイパスではなく、サウンドエフェクトフィルタとなる。
「アナログ式」では、帯域と遮断周波数を変え、独立バイパスSW、必要時のレベル調整用メイクアップゲインアンプを「アナログ式」独自のラインアンプへと変更した。
サウンドエフェクト フィルタとして使う以外に、音源録り込、サブミックス、2ミックス等にラインアンプを通す事にも使える。
勿論、再生時にも使える。
メイクアップゲイン/ラインアンプ部は、1960ゲインブロックを搭載したディスクリート構成。
+8dBゲイン
I/O アンバランス
フロントパネル左のノブは上1L、2Rのゲイン調整。(最大ゲイン+8dB 、約2.5倍)
ロータリSWはセンタ800Hzから左右に5ポジション。
バイパスSWは、上でフィルタバイパス(ラインアンプ機能)
下で、フィルタ イン+メイクアップゲインアンプ。
最近のコメント