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2019年2月15日 (金)

管球式プリアンプ+ヘッドフォンアンプ、EUSTACHIO TUBE PRE+HPA・DELTA仕様

管球式プリアンプ+ヘッドフォンアンプ、EUSTACHIO TUBE PRE/HPA・DELTA仕様。音響工房アナログ式のラインアンプは16年前からオリジナルのディスクリートオペアンプ、「1960ゲインブロック」を心臓部とし、特注でなくても8タイプのサウンドから製作することが可能です。15年程前、ゲインブロックのタイプを増やしてゆく過程で、トランジスタのオペアンプで真空管のサウンドに近いものは出来ないかと無謀な思いから生まれたのがBタイプ。これは3極管の持つサウンドに近いものがあるが、やはり本物の球ではない。そこで、Eustachio Tube LA+HPAと1960ゲインブロックとでハイブリッド構成としたラインプリ(プリとしても使える)を考えたのです。本体と電源部は別筐体とし、真空管回路とゲインブロック回路の電源も別。本体はラックマウントケースや他の小型ケースでも製作可能。完成品はまだなく、試聴実験はゲインブロックのテストに使用しているラインアンプを改造し、管球王国「実験工房」で使用したEustachio Tube LA+HPAと合体させて行った。

これで、真空管の音を持ったオペアンプ(1960-B)を作るという思いは形を変えて叶ったのかも知れない。。

ディスクリートオペアンプの1960ゲインブロックは、現在、8タイプのサウンドキャラクタで展開しているが、何故にこういう形となったのか。。。それは、世の中に数多と在るICオペアンプと少数のディスクリートオペアンプ。規格は同じでもメーカによりサウンドキャラクタは大幅に異なるのが常。まあ、それはそういうものなのだ、と云えば、それで終わる。音が違ってしまうのが当たり前の世界にあって、初めから「このオペアンプはこういう音ですよ」という形で作ったらどうなのか。と、思った訳です。では、何故出て来る音が違うのだろうか。(そこには、回路及びその調整、パーツ、造り、ハンダといったオペアンプを構成する全てが関わっている。音響工房アナログ式では私の耳や感性も参加させて調整と仕上げをおこなっている)

電気的特性は同じでも、出て来るサウンドは異なる。音(サウンド)というものは、測定器に現れた現象(DAWが出て来てからは、その波形等を観て云々する方々も多い)からは、「回路的挙動」は判るが、実際に出て来る音については「推測の域を出ない」と言った方が嘘ではないのである。

波形や数値を観て、「この音はこうである」なんて云えるのは、余ほどの達人か、ソフトが提示したことを鵜呑みにし、波形や数値が全てを語っていると勘違いしたアホしかいない。これは何も音の世界に限ったことではない。

自分の感性から物を云えない、又は表現出来ない人たちは、何かに頼りたがる。その一つは「取って付けた理屈」だろう。

世の中、この「取って付けた理屈」に支配され過ぎなのでは。と、思うのだが、やはり、支配されてしまうのである。

言葉を尽くすとは、メーカや編集部の意向を忖度した評論家たちの言葉巧みな言説ではなく、
例え拙い云い方でも、本質や想いが伝わるように語ること。

私の場合は、ことばが足りないという面が多々あり、反省する点だと思っている。

 

 

 

 

 

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