◆DELTA発送完了◆特注の部屋(66)(67)(68)◆
◆届いた日に頂いた、お客様の第一声(先ずはラインアンプ部のみを聴かれています)
「入口からSPまでのルート上に一つ機器が増えたわけですが、
1月13日に発送完了したDelta
ラインアンプ、3BAND EQ、レベリングアンプ、3台ともオーディオ用(アナログレコードのみ)
2ch/Dual・ディスクリート構成
前にも書きましたが、
それぞれに個性のあるディスクリート部品(トランジスタ、抵抗、コンデンサ等)や、
VR、コネクタ、線材等は粗悪品を除き悪い物はありません。
特性や精度、耐久性、サイズ以外は
単純に言って音が異なるだけです。
例えば、自分ではコンデンサしか交換出来ないとします、その場合はコンデンサを替えながら、
全ての部品、部材を替えることが可能な場合(一から機材を作る場合も同じ)は、
闇雲に替えるのではなく、今迄の経験と直感から、
細部も大事ですが全体的にどう持っていくかが、より大切です。
これは、一つの機材だけでなく、システム全体についてや、音楽のミックスでも同じですね。
そうやって、時間を掛け目指すサウンドを、機材を造って行くのです。
これは特注ディスクリートオペアンプの1960-LIMにも同じことが云えます。
各アンプにどの様な部品、部材を使い、回路構成をどうするかは、
打合せを重ねた時点で大方浮かび上がるのですが、
大体出来上がって来た時点で、更に全体的に聴き込みながら調整します。
ディスクリート部品の大半がNOSで、SIEMENS/MKT&ケミコン、
WESTCAP、PHILIPS、ERO/MKT、RIFA、SPRAGUE、WIMA、某銀タンタル、
A/B(AllenBradlay)OHMITE、STACKPOLE、ブリティッシュカーボン等を使い、
全て測定選別したものを使います。
POTもメーカーや種類によって音が異るため、組合せています。
今回はラインアンプにA/BのWE仕様、CTS、ロータリーはセイデン。
3BAND EQに東京コスモス。
レベリングアンプはCTSと東京コスモスを使っています。
線材はWE、BELDENを数種類、国産はKHD、SUMITOMO、
FUJIKURA、メッキ、非メッキを使い分けしています。
Deltaブランドの製品は、このようにして作っています。
お使いになる方は、
アナログレコード再生のみ、
フォノイコライザ&プリが東独RFZの録音用モジュールユニットを改造したもの等、
欧州盤、米国盤、それぞれの録音特性にマッチさせるため数台を使用。
パワーアンプ(Telefunken EC11球)
ターンテーブル、オラクル、ピエールクレマン等
SPはMENDE 励磁型(Feeld Coil型)及びSCHULZ 8インチ等、
ステレオとモノの2システムで聴かれています。
ところで、お気付きかとおもいますが、今回はレベリングアンプといものがあります。
オーディオ再生に於いてコンプは有りなのか…!
答えは「有り」です。(今迄に何人かいらっしゃいます)
つまり、その人にとって「有り」なら有りなのです。
オーディオ再生は、人それぞれに自分が良いと感じるやり方で行うものです。
勿論、全てのソースに掛けるのでなく、コンプを入れてみて、
「いい感じだなぁ…」と思う曲があれば、そうやって聴けば良いのですね。
トータルコンプを再度行うという感じですが、
お話を頂いた時、形にとらわれず、可能性を追い求めることは「正にオーディオ道」
かつての、FEN。
プログラムを40cmアナログ盤にしたものを流していましたね。
放送では送信管保護のため、リミッターは不可欠ですが、
ここにも、センスが感じられましたね。
ここにも、センスが感じられましたね。
よく、聴いていました。
カントリータイムとサルサタイム、'60~'70ロックタイム。
試聴に使った曲
Crazy Love/Jesse Ed Davis
Just Walk Away/Karla Bonoff
Golden State/Orleans
Follow Me Home/Dire Straits
Everydays/Buffalo Springfeeld
Three-Four/Moby Grape
Company/Rickie Lee Jones
Yellow Roses/Ry Cooder
ラインアンプ 800,000円
レべリングアンプ 365,000円
3BANDアクティブEQ 280,000円
音響工房アナログ式
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