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2016年5月30日 (月)

V372ラッキング完了

372372ok

やっと、V372が立ち上がった。
前にも書いたが、ビートルズの録音にも使われた、TELEFUNKENのV72(真空管式)アンプのトランジスタ版。
このアンプはマイクプリ専用ではない、入出力トランスの結線と、外部抵抗を変えることでラインアンプ等の汎用アンプとなる。
ジーメンスだと272、ノイマンは472、今回のTABだと372、テレフンケンは672、
という具合に各社で型番は異なり、作りもトランスも違うが、同じものなのだ。
そこが、面白いでしょ。
おなじように、あんまり、きっちりとしたこと云ったらダメなんだよね。
信頼してるなら。。
明日、持ち主の所へ、旅立つ。

音響工房アナログ式  http://analogmode.jimdo.com

 

 

 

 

 

 

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2016年5月23日 (月)

「トンネルを抜けると。。」特注の部屋(62)(63)(64)他。。V372ラッキング

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◆トンネルを抜けると◆

製作完了の5機種とV372モジュールのラッキング

①2ch 2wayラインアンプ+パッシブEQ (old line labo)
音楽制作会社の方からの依頼
I/Oバランス仕様、ゲインブロックは1wayが1960-D 2wayはFタイプ
差動回路がCタイプ
1wayはハイファイ、
2wayはニトロ(豊かな中低域とナチュラルにロールオフした高域)

②4wayラインアンプ
クラシックをモノラルで再生される方からの依頼
当初、同じ構成のアンプ+4タイプのゲインブロックでと、
考えていましたが、作っていくうちにアンプも4タイプに。
バランス入力 アンバランス2系統出力仕様
I/Oの各アンプへの接続はロータリSWで切替

③2chラインアンプ+パッシブEQ (old line labo)
音楽制作者からの依頼
ステレオ同時コントロールのパッシブEQと出力VOL仕様
ゲインブロック1960-R

④OPTLIM miniban 光学式コンプ
アナログフォトカプラの光源がLEDと電球との2タイプ切替
掛かり方やサウンドも異なります。
スモールサイズ

⑤RENEGADE 2 2chラインアンプ
5台限定で復活させた入門用機種

⑥TAB/Tere V372モジュールのラッキング(マイクプリとして)
’70年代のオールドモジュールなのでケミコンは膨らんで、
液漏れもあり全てリキャップ
ローデンシュタインとITTのチューブラは入手出来なかったが、
ジーメンスのチューブラは手に入った。これらは既に生産していないため、
NOS.を探し、必要数の2倍購入してコンディションの良い物を使う。
オールドやヴィンテージ物は何でもそうですが、お金は掛かりますね。

現在、A/BchのBは良好にマイクプリとして動作していますが、Aは音出ず。
誤配線なし、電源もOK テスト用機材のライン等も問題なし。
素子ノイズも出ていないので、先ずはトランジスタ、次にタンタルコンが怪しい。。
年代物を購入する時は、どのようなコンディションかを確かめることが重要です。
モジュール内部の線材も傷んでいて、修復した。
Bchが立ち上がるまでには、まだまだ時間が必要です。

じっくり、時間を掛け製作してゆく機材が数台ある

トンネルを抜けると。。。また次のトンネルが見えて来た。

 

 

 

 

 

 

 

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2016年5月18日 (水)

◆5/10ライブ録音と製作記事のアップ予定◆

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機材製作が忙しく、(10機種程)
なかなか記事をアップ出来ませんが、5月10日はライブ録音の仕事でした.
左はPA席後方からのホールの様子、
真ん中が地下の楽屋の一部屋に作った録音用のコントロールルーム。
右はTASCAM DR-680MkⅡで、バックアップ用に今回使ってみました。
40回線、2ch1発録音を楽しんで来ました。
上りはDVD
◆製作記事は近日中にまとめてアップします。

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