特注の部屋 (49) A級・4chマイクプリold boy仕様
特注4chマイクプリ(中をピシッとするのはテストの後)
依頼主はビクターの制作部の某氏。クラシックや邦楽の録音に使うとのこと。
スタンダードモデルは廉価版のMPX4だが、今回はold boyというランクアップしたプリアンプを使用している。
つまり、4ch版old boyマイクプリなのです。
出来るだけコンパクトで軽くという要望により、ラックマウントケースではなく W350 H55 D230の筐体を使う…これで幅が13cm程小さくなるが、この辺がギリギリ。
各ch毎のP48(カーチスではありません…^^;)
old boy仕様の音質切替が付き、オプションでゲイン切替、出力VOLを追加。
ゲインブロックは1960-Dに変更した。
更に1chには楽器用Hi-Z入力とマイク入力切替付。
バランス出力部をディスクリート構成にすると、スペースが足りない…だがサイズは決まっている… …ここでちょっと思案橋ブルース。
プリアンプはAクラス増幅素子・ゲインブロックによるディスクリート、出力はゲジゲジ(IC)とハイブリッド構成で落着。
ICはプロ用スタンダードの5532とした。シングルではなくスペースの関係上、デュアルで。
◆(ゲインブロックは1960-C仕様)
◆◆ 240,000円
(1960-Dへの変更以外のオプション込)1960-C仕様です。
◆仕様変更オプションはカテゴリ「仕様変更について」をご覧ください。
どんな機種でもコンパクト化するのは時間が掛かる…眼も腰も痛い(笑)
前記事のAG用プリの完成も近いが、MPX4、2wayラインアンプ➕パッシブEQ、optlim光学式コンプ、マスタリング用ラインアンプ等も完成に向かって歩み中…。
お問合せは ⇒mail
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