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2012年8月 4日 (土)

特注の部屋 (43) 懐かしきELOP コンプ改造完了!

Elop

今回は、改造コンプである。

このEustachio ELOPというオプチカルコンプはOLD LINEとして販売用の機器を作り出した初期の頃の製品。

現在のOPTLIMに相当するもの。いやー、懐かしい、、、!

オーナーはベーシストなのだが、ずっと愛用してくれていてうれしい限り。

LEDのフォトカプラのみの仕様だったため、今回貴重なモリリカ電球カプラを追加して、
2種のカプラを切り替えて使用できるように改造したわけだ。

●LEDカプラのサウンドはHi-Fiで柔らかいが、moririka電球カプラでは、
  とてもタイトで太いサウンドになる.。 ついでに、twinGRに変更。
 これで」柔軟なコンプレッションを得ることが出来る。

A級ディスクリート増幅素子・ゲインブロックは1960-Bとバランス出力部に1960-Aを2個。

入力をアンバランス フォンジャック/出力はバランス2HOTキャノン+アンバラ フォンジャック。

今後も末永く愛用して頂けると幸いである。

電球式フォトカプラは残り僅かなため、台数限定品です。

◆OPTLIMに使用しているフォトカプラは2種類。電球式がmoririca、LED式は浜ホトです。両方とも現在は生産されていません。
LED式と同様にモリリカの電球式(フォトセルランプ)も幾つか種類があり、在庫がありますが、初期のOPTLIMから一貫して同じ型番のモリリカを使ってきました。

 このモリリカはあと少しで在庫終了となり、型番の違う(特性も異なります)モリリカを使用した製品へと移行します。満足できる製品にするためには試作と試聴を繰り返す必要があり、それなりの時間が掛かると思います(これはこれで楽しみな作業ですが)

上記のように、OPTLIMに使用している電球式フォトカプラは残りが少ないですので、製品価格を抑え、興味のある方に使って頂ければと思います。

◆(ゲインブロックは1960-C仕様) 

価格 85,000円(筐体は写真とは違うものになります)

◆仕様変更オプションはカテゴリ「仕様変更について」をご覧ください。

◆スタンダード仕様について◆ プロ機器はI/O(入出力)共にバランス接続仕様が標準ですが、当ブランドではマイクプリやラインアンプ、ミックスバッファは(入力のみバランス)、コンプは(入出力共アンバランス)をスタンダード仕様としています。 これはディスクリート構成のため、I/O共バランス仕様を標準にすると価格が高くなってしまうからです。 スタンダード仕様の価格を下げることで、より多くの方に私の作る製品を使って頂ければと考えています。 また仕様変更により、I/O共バランスやグレードアップのための数々のオプションを用意しています。

■お気軽にお問合せください。 ⇒mail

 音響工房アナログ式 http://analogmode.jimdo.com

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