なぜ毎日毎日、私は作業台に向かって製品を作っているのか。
中には材料費だけの、ボランティアに近い仕事もあるというのに。
それはやはり、ひとりでも多くの方に、
音楽の楽しみを、そしてアナログ音の良さを知って頂きたいからですが、
もうひとつ。以下のようなメールを頂くと、嬉しくて、ついまた製作を引き受けてしまうと。
その連鎖に他なりません。
6/1追記
■RENEGADEラインアンプ
到着後すぐ使用しました所、一聴してすぐにわかるほどの音質
の違いに驚き毎日音楽を聴き狂ってしまい返信が遅れた次第
です。
具体的には、音、一音一音のパワーが増してファットなサウンド
が得られたと思います。しかも、ただ低域がブーミーな音では
なく、全帯域のバランスがすごく良くなった事により今まではっきり
しなかった低域も良く鳴る様になったという具合です。
定位やエフェクトバランス等もかなり繊細な所まで表現されている
のには大変驚きました(後略)
(道場主)
既製品の受注は今週で終了となりますので、
これを機にアナログの世界に目覚められた様子、
大変嬉しく思います。
5/17追記
■楽器用プリ+パッシEQ(一部特注)
最近レポートを頂いた お客様のブログ→ こちらはエージング後の使用感
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近頂いたメールから3通ほど。
■特注セレクター機能付ラインアンプ■
製作頂いたプリアンプもエ-ジングも出来た様で、最近はご機嫌に鳴ってくれています。どうやら、他のプリアンプの引退も決まった様で、久しぶりに音楽とラフロイグとパイプに専念出来そうです。ところで、ビックリのニトロは普段はOFFですが、ここ!と言う時にONにして楽しんでいます。ボリュームを0にして切り替えるのも、最近はやっと慣れて、この頃はあまりビックリもしなくなりました。唯一の難はツマミ類のチャチな点ですが、これも考え様でレトロっぽくて慣れてみると良いものですね。今後ともよろしくお願いします。
(道場主より)筋金入りのオーディオファンのお客様には、たしかに’チャチ’に見えるかもしれません。OLD LINEの製品は往年のアメリカンHeavy Duty(業務用)をイメージしているのですが、国や時代が違うと、なかなか部品ひとつに味が出ないのは確かです。あとは価格を抑えるため。デザイン料など、余分なコストをカットしています。
■2CHディスクリートラインアンプ■
この度は良いものをありがとうございました。ご報告しなければと思いながら忙しさで延び延びになっておりました。早速聞いてみました。感想は「!!!!!!!!」とでも表現しましょうか、最近のアンプに無い線の太いしっかりした音にびっくりしました。これまで聞いていたデジタルアンプの音が、粉っぽく感じるのが不思議です。鳴らし始めは地響きのするような低音にびっくりしましたが、最近は(私が慣れたせいか)大変ナチュラルな良い音になってきました。また、BGM用に小音量で流しても全体のバランスが崩れいないのが気に入っています。まだまだエージングで色んな変化を見せてくれそうですので楽しみにしています。久しぶりに良いものに巡り合えた喜びを感じました。プロが使うのも納得の逸品です。お忙しいところ、二台目も頼んでしまいお手数をおかけします。何卒、よろしくお願いいたします。
(道場主より)
使用したゲインブロック1960Bは、使い始めは低音が出すぎるくらい出ます。しかしエージングが進むうちに全体的にすっきりと馴染んで、ナチュラルな方向に落ち着いていきます。そういう時間を楽しむことも、アナログ機器の醍醐味なのですよね。’粉っぽい音’とは、絶妙な表現!
■2CHディスクリートラインアンプ■
以上、簡単に最近の感想をお知らせします。
本日無事に届きました。音に関してはまた後日に詳しく報告しますが、文句なしです。音が良いのはもちろんですがそれ以上に音楽が魅力的に聞こえます。音を聞く限り大変満足できるもので待った甲斐がありました。ただ2点ほど気になったことがありますので報告させてもらいます。私の注文した仕様は今ですとversion 1になると思うのですが、これは標準でゲインが1なのでしようか?私の勝 手な思い込みですがもっとゲインが有ると思っていましたので。あと一つはデザインに関するもので、HPを見ますと各スイッチ類が左右対称にバランスよく配置されているのですが、こちらに送られてきたものは左寄りに配置されていてややアンバランスな気がします。これらのものは音には全く関係ないもので、現場で使う分には問題ないのでしょうが私の場合オーディオ用として使うので少しだけ気になりました。少しクレームらしいものを書いてしまいましたが、音に関しては絶賛です。有り難うございます。
(道場主より)
クレームなんてとんでもない!OLD LINEラインアンプのゲインは、スタンダードがゲイン1です。可変ゲインに仕様変更も可能です。当初はシンメトリーなデザインを考え音質切替スイッチをセンターに配置していましたが、その後の試行錯誤の結果、スイッチを基板寄りに配置した方が音質的に向上すると気づいた結果です。音優先のデザインとなっています。ご了承ください。
皆様、ありがとうございました。
最近のコメント